売り手側が買い手側から受け取る精算金について

マンション売却後にするべき清算

マンション売却後にするべき清算

◆ マンション売却契約成立!その後にするべき清算とは??

やっとマンションが売れた!というときは売り手側にとても、また買い手側にとっても嬉しいときですよね。
ずっと買い手を探していた方にとっては、その喜びも更なるものでしょう。
晴れて売却契約成立、となるわけですが、その時にこそしっかりと済ませておくべき手順があります。
マンションにかかるお金をしっかりと清算しておく必要があるのです。あとでトラブルになるのを避けるためにも、前もってしっかりと行っておきましょうね。
ここで、売り手側が買い手側から受け取るべき精算金をふたつ取り上げますので、しっかりおさらいしておきましょう。

清算の際に必要なもの

◆ 「公租公課清算」

「公租公課」とは、マンションにかかる租税で、具体的には「固定資産税」と「都市計画税」のふたつになります。
このふたつの税金は、1月1日づけで、登記名義人に対して納付書が送られてきます。
そのため一年の半ばでマンションを売り渡したのであれば、年の途中で名義人が変更になったことになりますので、売却により、その残りの月の納税額を清算しておく必要があるのです。
生産方法としましては、一年分の固定資産税と都市計画税を日割り計算にします。日割り計算で、買い手側が今後済む月数の税金を売り手側に支払う、というわけです。
このような計算、契約書は不動産屋さんが用意してくれるので、お任せしましょう。

◆ 「マンション管理費」

ふたつめはマンション管理費です。駐車場利用料金、修繕積立金、町内会費などが発生していた場合、こちらも清算しておく必要があります。
前述のように一年分をすでにあなたが支払っているのであれば、それをまた日割りにして支払っていただきましょう。
また支払日がこれからであれば、あなたが住んでいた月数に相当する額をお支払いすることになります。
また支払人変更の手続きも必要なので済ませておきましょう。マンションの管理会社への連絡もお忘れなく。

◆ 引渡しするものは明確にしておこう。

清算しておくべきものはお金だけではありません。
マンションの引渡し時に、なにを一緒に引渡しして、なにを売り手側が持っていくか、そこをはっきりさせておいたほうが、後になってトラブルになるのを避けることができます。
それが売買契約時に渡される「付帯設備表」「作動確認表」と呼ばれるものです。具体的になにがそれに含まれるのでしょうか?
ひとつは照明器具や家具類などです。
売り手にとっては好意で置いていくとしても、買い手の好みと合わないものであれば粗大ごみを置いていくのと同じになってしまいます。
買い手の方がそれを使いたいと思っているのかどうか、処分したほうがいいのかどうかなどを、事前にしっかりと確認しておきましょう。
またエアコン、ガスコンロ、給湯器やトイレのウォシュレットに関しても、しっかり確認しておく必要があります。
引き渡す際には、その作動状況や使っている年数などをしっかり説明し、不動産会社を交えながら、買い手が必要かどうかを教えてもらう必要があります。
あまり古いものですと、これを機に自分の好きなものに買い換えたい、という方が多いはずです。
その点を踏まえてしっかり確認するなら、後々起こりがちなトラブルも未然に防ぐことができます。
これらの点をしっかりと準備したならば、いよいよ決算当日です。

◆ 決算当日に持っていくもの。

決算当日には売り手側は何を持っていくべきでしょうか??
早めに確認、準備していくことで、当日や前日になって慌てふためくこともなくなります。
決算当日は緊張感が漂い、いつもと違った雰囲気になるので、そこで堂々と冷静に立ち振る舞うためにも、用意すべきものを忘れずに持参しましょう!
・仲介手数料。
・司法書士への報酬金。
・振り込み手数料。
これらが売り手側が用意するべきお金です。
決算は、買い手側が住宅ローンを借りる銀行で行う場合が多いです。そのため現金で、というよりも、口座間でのお金の移動になります。
銀行関係者立会いのもと、買い手側から受け取った売却金から必要な経費を抜き、売り手側のローン返済口座へと移動、入金することで完了します。
このときの振り込み手数料は売り手側の負担になりますので、お忘れなく。
また売買代金の一部を現金で受け取りたいと思う場合はそれも可能になりますので、事前に銀行関係者の方に伝えておきましょう。
大きな額の場合、銀行側に準備が必要になりますので、当日その場で言って困らせてしまうことのないようにしましょう。
決算にかかる時間は一時間程度です。余裕をもって決算に臨みましょう。

・権利書。
・身分証明書(運転免許書か保険証)。
・印鑑証明書。
・実印。
・マンションの評価証明書類。(不動産屋さんが準備します)
・マンションの管理組合の書類や手続き時に必要な書類、各設備の取扱説明書など。
・マンションの鍵。
これらが一般的に必要とされる物です。抜かりなく準備して、晴れの契約成立の日を迎えましょう。